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ミラノと言えば、この3スポット!/ イタリア

投稿日:14/06/2017 更新日:

十数年前にミラノを訪ねたことがあります。

ミラノといえば、”ミラノ・コレクション=ファッション”の街というイメージでしたが、もちろんそんなことはなく、見どころの多い街でした。そんなミラノで、「最低ここだけははずせない」スポットを3つご紹介いたします。

ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)~街のシンボル!

 

ミラノのシンボル。

ヨーロッパの街では、教会が街の中心にあることが多く、ミラノも例外ではありません。

一方、理由はわかりませんが、世界遺産には登録されていません。

なんでも、ミラノ公国時代の1386年に着工、その後、レオナルド・ダ・ヴィンチなども加わって、500年もの歳月をかけて、最終的にはナポレオンが19世紀初めに完成させたそうです。

私は5月末のかなり暑い日(広場の気温計が38℃)に訪れましたが、まず、その大きさに圧倒されます。

ドゥオーモゴシッ建築最高傑作と言われていますが、全長は158m、幅93m、高さは108m。また、石造りとは思えない、まるでハサミで切り取ったかのような細かな彫刻と天へと一直線に伸びる尖塔のアーチ(135本)は圧巻です。

また、屋上にも登れます。私はエレベーターで登りましたが、広場が見渡せてなかなか眺めは良かったですね。尖塔も多く、天辺にそれぞれ聖人が立っている姿や、最も高い位置の金のマリア像を見ることもできました。

なお、ドゥオーモの周囲は写真スポット。構図は難しいですが、素敵な写真を撮影して下さい。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア

 

ミラノのショッピングスポットといえば、ここ。

ドゥオモを出てすぐ右手(北側)に広がるショッピング・アーケードで、アクセスは抜群。でも、たかだかアーケードなのに、この長ったらしい名前は何なのでしょう。

ちなみに、ヴィット―リオ・エマヌエーレ2世は、19世紀半ばにイタリア王国を建国し、バラバラだったイタリア半島を統一した王様。そんな彼にちなんで名づけられたガレリアgalleria)、イタリア語で『広場』の意味とか。

ガレリアに入ると、天井がガラス張りのアーチになっていて、まるで芸術作品のように、シャレた空間演出がなされています。完成して、ゆうに100年を超えていますが、当時の建築技術がいかに優れていたのかが分かります。

なお、有名ブランドショップやレストランはこの中にあることが多く、ショッピングや食事にはピッタリです。ミラノ発のブランド、プラダの本店もこのガレリアにあります。でも、店内は中国人で混雑していて、かなり興ざめ。友人から頼まれていた財布も多くが品切れ状態(買って帰りましたけどね)。

ガレリアに来たら、ぜひ牛を模したモザイク画を探してみてください。このモザイク画の股間の部分に靴のかかとをつけて3周回ると、「幸せを呼ぶ」とか「子宝に恵まれる」と言われています。一種のおまじないのようなものです。ミラノの地元民にまじって、私もやってみたのですが、果たして効果のほどは・・・?

『最後の晩餐』~ダ・ヴィンチの傑作で世界遺産!

 

『最後の晩餐』は所蔵されている教会、修道院と共に世界遺産に登録されています。

ダ・ヴィンチは、絵画はもちろん、彫刻、建築等、他分野でも活躍した万能人でしたが、とりわけ仕事が遅いことで有名でした。しかし、この絵画は”わずか3年”で完成させた傑作。

元々サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂に壁画として描かれ、第二次世界大戦時の損傷を受けた際にも絵画は無事だったことから、現存すること自体が奇跡の絵画。

しかし、この絵画は高温と湿気に弱く、完成直後から劣化が始まったとか。それでも、40年前から汚れや加筆を取り除く地道な修復作業の末、1997年に名画が復活したのです。

限りなくオリジナル本来の姿を取り戻した名画の前に立つと、ダ・ヴィンチの傑作を見ることができた感動が大きすぎ、言葉になりませんでした。

なお、絵の状態を良好に保存するため、見学は完全予約制。私が訪れた時も、1グループ30人ほどで、見れる時間はわずか15分ほど・・・短すぎる!訪れる日が決まれば、すぐに予約してくださいね。

ミラノへのアクセス

成田からミラノのマルペンサ空港まで、アリタリア航空の直行便で約13時間。

そこからミラノ中心部へは電車かバス(いずれも約50分)。





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